第73回 名古屋をどり 西川右近追善公演
2021.10.07
2021年10月29日(金)~3日間、御園座に於いて、
「第73回 名古屋をどり 西川右近追善公演」が公演されます。
弊社と「名古屋をどり」のご縁は、終戦直後の昭和20年の第1回 名古屋をどりから、長年に渡りお手伝いさせていただいております。
戦争で、店も衣裳も家屋も・・すべてを失い絶望の渕にいた・・とその当時のことを祖母は子供の頃の私によく話してくれました。
毎日、乳飲み子の父を電柱に縛り付け、置き去りにして、ガラクタやボロ切れを拾って、リアカーで現在の瑞穂区の堀田~名古屋駅くらいまでを往復して、
堀田に帰る頃には、父は死んでいるのでは・・と覚悟して、なんとか毎日を生き延び、生きていくための生活費をつくり、ギリギリの生活を送っていたようです。
そんなときに、東京から、現 西川流四世家元 西川千雅さまのおじいさまにあたる、二世家元 西川鯉三郎さま率いる「西川慰問隊」が慰問公演に名古屋にきてくださり、
祖母に声をかけてくれたのがきっかけで、名古屋をどりのお手伝いをさせていただき、以後、代々お世話になっております。
戦後の名古屋の復興の目的のひとつで始まった「名古屋をどり」ですが、弊社にとっても私個人にとっても、まさに復興の象徴的存在の舞踊会です。
昨年は残念ながら、新型コロナウィルス感染症の影響で公演中止を余儀なくされましたが、
2年ぶりの「第73回 名古屋をどり」は、
コロナからの復興
右近総師の追善
新時代への舞踊会の対応 など・・
様々な意味のある、一つの節目の舞踊公演だと思います。
今回も26日の地合わせから、わたしも衣裳方として小屋入りいたします。
劇場の使用において、様々な制限がありますが、事故のないよう、一層、身を引き締めて参加させていただこうと存じます。
■今朝の朝日新聞記事にて
■お問い合せ↓
どうぞ皆様、劇場に足をお運びいただけますと幸いです。
(株)北徳 鎌田
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