名古屋をどりNEO。名古屋をどりと北徳のご縁。
2024.10.21
名古屋をどりNEO 傾奇者今年も終了しました。
皆々様お疲れさまでございました。
秋は舞踊会や様々なイベントが盛り沢山。有難くも一番忙しくなる時期です。
そんな中、北徳にとっても特別な 秋の風物詩 「名古屋をどり」開催されました。
名古屋をどりは今年で第七十七回。長く続く興行です。
北徳はその第一回からお手伝いさせていただいています。
10月19日、20日の2日間、岡谷鋼機名古屋公会堂を貸し切って開催された「名古屋をどりNEO」。
レトロな雰囲気の公会堂の正面に敷かれた目の覚めるようなレッドカーペット。
その上で華やかに催されるさまざまなイベントプログラムや会館内の物産やお土産屋台でにぎわう中、
劇場では恒例となった芸妓博覧会、そして舞踊劇が開催されました。
舞踊劇「名古屋心中」、「名古屋からくり事件簿」に続き、三年目の今年は
「名古屋ハイカラ華劇団」。
名古屋をどり誕生の実話がベースとなった物語。
戦争を知らないスタッフ、そして若い人達も一度は耳にしてきた戦争の話を元に十分に心に刺ささる内容となっていました。
スタッフ、先々代の北徳創業者である祖母から、夫に先立たれ幼い伯母を連れ、まだ生れたばかりの父を背負って
途方に暮れて戦後の焼野原をリアカーを引いていた頃に
西川鯉三郎先生に「私の衣裳を縫ってもらえませんか」と声をかけてもらって救われた、という話を事ある毎に聞いていました。 1997年文化情報161号より。
主観が入ってしまいますが、名古屋ハイカラ華劇団は戦争の重さや、悲惨さあるがゆえに明るさや、楽しさが悲しく切なく感じる物語。
劇中のコミカルな動きや、華やかな歌詞、なんといっても特別ゲストのすみれさんのダイナミックな歌声が、焼ついて離れないのは決してスタッフだけではないでしょう(^o^)
そしてハイカラ華劇団の最後のシーンの背景に、祖母もいたかもしれないな、と勝手に感じてしまうスタッフです。
あらためて今年もお手伝いさせていただき感謝します。
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