着付け講習あるある。弱点強化脱線。
2024.05.25
写真は。
先日の舞台衣裳着付け講習、Instagramのアザーカット。
皆様とても熱心に楽しく受講していただいています。
お引きの着付けの裾合わせを繰り返しやられて
もう、完璧な裾合わせ✨
そのあと腰ひもをかけるときに???「なんか時々こうなってしまうんですよね、、」こま結び になってしまった、とかたて結び になってしまった、結構あるんです。
「いつもどんな結び方をしていますか?」
お聞きすると
「え?どうかな、あまり気にしたことない。。」そうなんです。
紐の位置や強さ、ずれないように緩まないように。。とても気にされるのですが「結び方」はあまり気にされない事が多いです。
舞台の着付けにおいて
「衣裳を丁寧に早く着せること」も大切ですが、早変わりでソデに入ってきた演者さんをまず、「早く脱がすこと」が重要になってきます。
そこで紐が絡まってしまった、固くてほどけない、というのは致命的になります。
着付ける時、紐を結ぶ事はとても大切。
そしてそれを「早く解くこと」を意識して結ばなければならないという事です。
何気なくやっている紐結びですが自分の結び方、というのがしっかり決まっていないと解けない、ということですね。
そんな「あなどるなかれ」の蝶結び、
今回「しごき」を結ぶのにも苦戦され。。。
「石帯を結ぶ」、というミッションにまで脱線しました(笑)。
舞台では早変わりがあるため「ダラリ」など長さのある帯は「仕掛け」という造り帯を使う事が多いです。
「石帯」においても前に「垂れている帯」と「抱き」が別れている物を使う事が多いのですが実際に結ぶとなると、はて?となってしまいます。
両端の芯の入った部分を前で垂らすように
真ん中で蝶結びをしている、のですが
これが慣れるまで結構苦戦してしまいます💦
でも。
最後に綺麗に出来たときの達成感✨
講習の醍醐味です。
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