衣裳付け

2020.08.04

 

舞台衣裳を着付けることを「衣裳付け」と言います。

 

「衣裳付け」は浴衣や呉服の 着付け

とは大きく性格が違います。

 

その違いは、着付け は、いわば、

 

●その人に美しく着物を着せること

 

つまり、その装いに重きを置いています。

 

それに対し、「衣裳付け」は、

 

●その人をその役柄に化けさせること

 

だと言えます。

 

役柄に化けさせる「衣裳付け」にとって大切な要素は、

 

時代、地域、年齢、性別、職業(身分や地位)、心境…などの人物像(役柄像)や、

 

映像なのか舞台なのか、芝居なのか舞踊なのか、古典なのか創作なのか…などのメディア像や、

 

演出家の意向、

 

などの要素を意識し、完成像を出来るだけ明確に意識して、それに向かって姿を創っていくことが必要不可欠であると私は考えます。

 

スタッフブログやお知らせでもご紹介しております、「舞台衣裳着付講座」では、技術的なことだけでなく、それ以上に、そんな「心得」をお伝えできればと考えています。

 

その役柄の性格や個性が現れる様な「衣裳付け」を私自身も模索していますし、婚礼衣裳や呉服の着付けにもその要素を取り入れれば、より個性的な、よりオシャレな着物の着こなしを表現できるのではないでしょうか?

 

日本の民族衣裳である「和装(着物)」は世界トップレベルの、美しく、奥ゆかしい姿だと思います。

 

老若男女問わず、もっともっと和装に親しみを持つ人が増えていけば嬉しく思います。

 

 

(株)北徳 代表 鎌田啓友記

 

 

 
 
 
 
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